チェロの細谷さんよりコメントとともにお知らせを頂戴しております。
芦屋の開放感あふれる空間の中、コンサートホールとは一味違うサロン的な雰囲気の中で楽しむコンサート。
その親密な空間ならではの臨場感に満ちていて演奏者との距離が近い分、細かなニュアンスまで聴こえてきます。
今年生誕200年を迎えるチェコの作曲家、スメタナのトリオを中心に東欧の音楽をお届けします。
ショパンやリストが活躍していた19世紀前半のパリもクラシックの歴史の中でもサロンが最も光り輝いていた時代です。
パリ時代のショパンは自宅に友人を招いてのコンサートや、貴族や芸術家が集うサロンでの演奏を好み、その場で多くの友人やパトロンと知り合っています。知的な刺激とコミュニケーションの場であるサロンの魅力を体感していただければ嬉しく存じます。